様子見段階ですが、まだ加熱しているように見えます。
今までやった作業ですが・・・
- クーラントをエヴァンスに交換(沸点が高くなりオーバーヒートを防げる。水ではないので、錆防止にもなる。)
- ラジエータのリコア(新宿ラヂエータ研究所さんへ依頼)
- ウォータポンプの交換(328用へ)
- ラジエータホースの交換
- ヒーターホースの交換(ガソリンタンクまで動かす大作業・・・)
- ラジエータ、ヒーターホースのフラッシング(圧水で流す)
- ファンスイッチの交換→作動開始温度を下げる
- サーモスタットの交換→80度作動へ
- ラジエータキャップ交換→1.1bar
- ラジエータファンの交換→CFMの高いものへ
- ラジエータファン増設→プルタイプをラジエータ背面へ。ただし、2つつけるとバッテリーが上がるので、熱水が入る側だけ作動(左側)
- オートブリーダの設置(ただし、エヴァンスとは相性が悪そう。)
- ラジエータ上部、ボンネット裏にスポンジを設置
- ラジエータの前にシュラウドを設置(まぁ、ファンのエアが上に抜けないようにした程度)
その後のオペレーションは
- エア抜きはラジエータとサーモスタットトップから実施。どちらも何回もやり続けている。ショーとドライブ→エア抜きの繰り返し。
- ヒーター全開にして、ヒーターホースが熱くなることは確認。
- サーモスタットが開き、ラジエータ全体が熱くなり、ホースも熱くなることは確認。
ここまでやって、外気温25℃ほどで軽く流すとどうなるか?
最初は順調、195華氏手前でずっと止まってくれればよいのですが、5キロほど走ると徐々に上がってくる。で、軽い渋滞とかで止まったりするとさらに上がる。
195華氏を超えてくる。ファンが回り始める。
アイドリング中もファンは回りっぱなし。195華氏から1目盛り超えたところあたりで止まる?(10分程度なのでまだ上がるかも。)
エンジンを止めてキャップを開けて冷却水の確認をする。(圧力かかっているので少々危険ですが)すると、クーラント(エヴァンス)があふれ出てくる。エア抜きすると減る。エンジンが冷えるとさらに冷却水のレベルは下がる。
そもそもエヴァンスは沸騰しないので、あふれるわけがない。どこかにエアポケットがあるということか?それかエアをどこかから吸っているという事?
⇒後日注記:エヴァンスでも温度が高くなると容積は増すようです。
考えられる原因
- どこからか漏れている?エアーを吸い込んでいる?
- シリンダーヘッドガスケットの損傷?確かにこれでもそうなる。だが、この場合、クーラントがもっと汚れたり、オイルなどにも影響が出るのでは?
- 拡張タンクからの空気の逆流というのもあるらしい。ちなみにこの308の拡張タンクは垂直型。(平べったいタイプではないです。)
この後の作業
- ブロックテスタを試す。これはクーラント内部に排ガスが紛れ込んでないかを確認するもの。これがNGだったらシリンダヘッドガスケットも怪しいことになる。
- 拡張タンクに戻るアッパーホースをブロックするか逆止弁を入れてそこからのエア逆流を防いでみる。
- 油温もちゃんと確認する。