うちの308は米国バージョン。キャタライザがあり、そのカバーがでかいんですね。海外ではおむつ(Diaper)とか揶揄されていたりします。
というわけで、今回は、これを外します!
おむつカバー外し
まずは例のおむつカバーを外します。10mmボルトで留まっています。
ついでなので、サイドにあるカバーも外します。これ、塗装もはがれ、錆も出ていたので。
これはリベットで留まっています。3mmくらいのドリルで揉んで外します。
外したサイドのカバー。ご覧の通り、塗装は浮いてはがれ、錆も見えます。
まずは、これをサンドブラストします。
サンドブラスト作業
サンドブラスターはあるのですが、キャビネがありません。前に一度衣装箱で作ったのですが、いまいち。
ふと考えると、「もしかしたらビニール袋でキャビネ代わりにできるのでは?」と思いつき、検索してみると、やはりいましたね(苦笑)、実際にやったことのある人が。
布団の圧縮袋です。これを使ってみます!
この圧縮袋の場合、空気を抜くための弁があります。これを利用し、掃除機のフィルターを取り付けてみました。
こんな感じです。
こんな感じでの作業。使い捨てという感じでやるのであれば、使えないことは無いですね。
ただ、かなり塗装が浮いていたりしたので、サンダーでけれん掛け。
サンドブラスターも吸い込み式ではなく、直圧式の方が良さそうです。
なので、結局、近場のところに頼んでしまいました(汗)
(直圧式を使えば、十分にできそうな感じはします。)
サイドカバー塗装
まぁ、錆さえ取れれば良いので、多少表面荒れていても気にせずに塗装しちゃいます。
プラサフかけて・・・
シャーシブラック塗っちゃいます。きれいに仕上げたければ、一度パテ盛りして磨けば良いのでしょうが、見えないところなので、これで良しとします!
リアカバー作り
さすがにこのままでは美しくないのでカバーを作ります。
マフラー上部をちょうど覆い隠すようなものです。
枠を0.8mm厚の鉄板で作り、中はグリル格子的にします。
マフラーの周りはアールを付けた形状…ということで、型紙作成。
最初は糸鋸で切ろうとしましたが、なかなか切れず。
最終的にはジグソーにメタルカット用のブレードを付けてカット。
カットし終わったところ。これを溶接します。
使った溶接機はHITOBOXのHBM1200。これ、半自動溶接機。
通常のアーク溶接に比べるとめちゃくちゃ楽です。特に薄板の場合はこれじゃないと難しいかも。
と、いったんできたところであわせて見ると・・・
なんと合わない!左が20mmほどずれてます。
このカバーをよく見ると左側のマフラー部分が若干内側に寄っているのがわかると思います。
要は、「左右対称ではない!」ということなんですね。さすがフェラーリ(汗)
急遽修正です。。。
少々溶接跡が残ったので、パテで修正し、塗装、ネットを取り付けます。
ネットはコードステッカー裏側に接着し、そこに引っ掛けて留めています。
取り付け!
まずはサイドカバーの取り付け。リベッターで取り付けます。ベースがFRPなので、3mmのワッシャーを裏側に入れてあります。こうしておけばFRPが割れることは無いです。
先ほど作ったネットはこんな感じで固定。
こんな感じになります。まぁ、おむつカバーよりははるかにましかと。