クーラントをエバンスへ交換

308はオーバーヒートしやすいとのこと。なので、無水のエバンスに交換します!

308は熱さに弱いと言う話がありました。なので、エバンスに交換します。エバンスは無水のクーラント液です。無水なので、沸点がもっと高いんですね。しかも水じゃないから、錆の心配もありません。結構お高いですが、これに入れ替えます。

Ferrari 308 クーラントをエバンスに交換

まずはクーラントを抜きます。クーラントを抜くポイントは、エンジンの後ろにあります。これは前回タイベル交換の時に学習済みです。

ちょっとわかりにくいですが、ドライブシャフトの前あたりでしょうか?

Ferrari 308 クーラントをエバンスに交換

こんな感じでガイドを作って抜いていきます。

Ferrari 308 クーラントをエバンスに交換

エバンスを入れるときの注意点ですが、水分を一切残さないことです。許容範囲が確か数%だったような。。。つまり、徹底的に抜く必要があります。

なので、今回は、フロント側からも抜きます。これは、ちょうどバッテリーの下あたりですね。ここもクーラントを抜く良いポイントです。

Ferrari 308 クーラントをエバンスに交換

こっから抜いちゃうわけです。エンジン側だけだと、下側が全然抜けません。全部抜くにはこちらから抜かないと無理だと思います。

Ferrari 308 クーラントをエバンスに交換

抜いたクーラントですが、これを流して捨てるわけにはいきません。。。

Ferrari 308 クーラントをエバンスに交換

高分子吸収体ですね。おむつや犬のトイレシートに使われているものです。モノタロウで購入。かなりの量ですが、災害時のトイレ処理などにも使えそうなのですね。

Ferrari 308 クーラントをエバンスに交換

こんな感じで固まります!すごいです。これ。

これならビニールに入れて、ゴミとして捨てられます。

Ferrari 308 クーラントをエバンスに交換

Ferrari 308 クーラントをエバンスに交換

内部を水できれいに洗いますが、重要なのは水を徹底的に抜くこと。なので、ラジエータ口に合う、ゴムパッキンを買ってきて・・・・

Ferrari 308 クーラントをエバンスに交換

エアーコンプレッサーで思いっきり圧力をかけ、内部の水を追い出します!

抜けたように見えて、結構溜まっているので、徹底的にやったほうが良いですね。

Ferrari 308 クーラントをエバンスに交換

これは専用の洗浄剤です。一度これを入れて循環させます。これも水を抜くための手段ですね。

Ferrari 308 クーラントをエバンスに交換

こいつがEVANSそのもの。赤い色をしています。

Ferrari 308 クーラントをエバンスに交換

こんな感じですね。

後のエア抜きなどは通常の手順通りです。

クーラントエア抜き手順
1)水を入れる。キャップはしない
2)ラジエータにあるエア抜きプラグを緩める。
3)水のレベルをチェック。十分にいれる。
4)サーモスタットのエア抜きプラグを緩める。
5)エア抜きプラグを閉める
6)エンジンスタート。タンクのキャップはしない。
7)エンジンを十分に温める。
8)エンジンアイドリング状態でラジエータのエア抜きプラグを開ける。
  タオルとかでカバー
9)ラジエータのファンがまわったらサーモスタットが開いた印。
10)ラジエータとサーモのプラグ緩めてエア抜き。
11)タンクのキャップを閉める。
12)ショートドライブ。微妙な揺れでエアが移動する。
13)車を停止し、エンジンオフ。そのまあエア抜き。(圧力がかかっている)
14)冷えたら、タンク容量を再確認

水温は安定するようです。これで安心かな????

(実は、この後、オーバーヒート起こします。まぁ、外気温37度の日ですが。。。原因は別にありましたが。)

“クーラントをエバンスへ交換” への2件の返信

  1. はじめまして。白モンと申します。
    肝心しながらブログを拝見させてもらってます。作業を進めながら難題を解決して、308が整備されて行くのが、たまらないですね。更新楽しみにしています。がんばってください。

    1. 白モンさん。コメントありがとうございます。
      まだまだアップしていない内容があるので、少しずつ挙げていきますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Translate »