現在クーリングシステム洗浄中ですが、途中でサーモスタットを外す必要が。そうなるとガスケットもバラバラになっちゃうので交換です。買うと高いので自作しました。「切らないで作るガスケット」です。
ガスケット自作方法
サーモスタットの入るパイプです。この形のガスケットを作ります。
普通だとカッターナイフなどでカットするのですが、Youtubeに「切らないガスケット作成術」が出ていましたので、今回はそれを試します。
ガスケットシート購入
これ、普通のベーシックガスケットシートで良いと思います。今回1mm厚を買いました。大きさは15cm角で数百円程度。
自作手順
まずは、パンチで穴を開けます。
今回だいたい直径7mm程度でした。センタ位置を合わせ、パンチで打ち抜きます。
お次は適当なサイズのボルトナットでシートを固定します。
普通はカットしたりして作るのですが、今回カットせずに作ります。
おおよその形に切って・・・(って、カットしてるじゃないか!というツッコミきそうですが 💦)
縁の角に対して何か円筒形のモノでたたいていきます。(例えばロングのソケットレンチみたいなもの)
すると、ガスケットシートが折れ始めます。
叩いていくと、こんな感じで縁が切れ始めるのですね。
こんな感じで切れます。縁はちょっとギザギザしてます。
問題は内側。これ、結構丸くきれいにカットする難しいのですよね。
真ん中に適当な穴を開けます。
そして、同じように円筒形のモノでたたいていきます。
コツは角にぶつけていくということですね。角部分でガスケットを折るようなイメージです。
だんだん形になってきました。違うところが破れないように若干注意します。
あと少し・・・・
出来た!
ただ、この状態では縁が結構汚いです。
なので、紙やすりで磨きます。
こんな感じになります。
この方法だとラジエータポンプのガスケットなども出来そうです。
あれ、結構形が複雑なんですよね。
【今回使った材料など】
・ベーシックガスケットシート 1mm厚
【今回使ったツールなど】
・ボルトナット、ワッシャ
・円筒形の棒
・カッターナイフ
・ハサミ
・紙やすり
・ポンチ