普通?のメンテナンスですね。オイル交換。今後何度となくやるであろう作業です(笑)
(この場合は既にレストア作業なので当たり前ですが・・・)まずはリフトアップですね。安全に作業できるようにできたらタイヤとか放り込むのがベター。
フェラーリのオイル交換、ギアオイル交換はポルシェに比べたら手順は楽です。
まずギアオイルを抜く前にすべきことは、オイル注入口が確実に開けられるかどうかからですね。
これはクラッチ側のオイル注入口です。これにアクセスするには左後ろのタイヤを外して、さらにタイヤハウスのインナーを取り外します。(このインナーですが、右後ろは簡単に外れるのですが、左後ろはめちゃくちゃクリアランス有りません!1時間ほど奮闘・・・←これが無ければすごく楽。)
22mmだったけな???
これはギアオイルパンの注入口です。
フェラーリ308のギアオイルは後ろ側何ですね。前側がエンジンオイル。しかもパンの大きさはギアオイル側の方が大きい。
この注入口のヘックスサイズも大きいです。12mm?(間違ってるかも・・・)
外します。前にシャーシーがあるのでちょっと邪魔。
下から見たところ。
これはギアオイルパンのドレインボルト。
こちらはエンジンオイルのドレインボルト。右が車の前方向ですね。
横から見るとこんな感じ。右が前方向。
オイルフィルターもついでなんで交換。今回使ったフィルターレンチはユニバーサルタイプです。結構便利。
MANNフィルターを使います。調べてみると、トラックなんかのフィルターがちょうどサイズ同じだそうな。
ギアオイルを抜いているところ。どうも前のギアオイルは青色だったようです。
その後に、クラッチ側のギアオイルドレインボルトも抜きます。こちらからは、数百CC程度出てきます。
エンジンオイルを抜いている写真が無いですね。。。
まぁ、先ほどのドレインボルトを抜けばOKです。
オイル受けは5リッターもはいるものがあればどちらもOKでしょう。(うちはポルシェ用のがあるので10リッター以上入るものがありますが・・・)
このギアオイルのいれ方ですが、メンテナンスマニュアルを見ると、先ほどのヘックスの方から入れて、ちょうど穴から垂れるくらいまで入れたのち、上の写真の方から100ccほど入れろと書いてありますが、このクラッチ側とギアオイルパン側は間でつながっていますので、ここから入れて、メインのギアオイルパン側の給油口から垂れるくらいまで入れれば良いようです。この方が圧倒的に楽ですね。
当たり前ですが、その前にワッシャー交換し、ドレインボルトを締めておくこと。
このトルクは40N・m程度なのですが、後々にじんできました。なので、できたら、ロクタイトとかのオイルシール剤を塗ったほうが良いかと思います。
写真のようにホースを突っ込んで、上側に漏斗を設置してそこからギアオイルを入れます。
今回選んだギアオイルはOMEGAです。これ、友達からの推奨。フェラーリ308は2速が入りづらいと言われています。このオイルだとスムーズだとか。
お値段結構しますが、今回お試しです。(個人的にはこのギアオイルのにおい好きなんですけどね。。。)
エンジンオイルはポルシェでいつも使っているKendoll。旧車には良いかも。かなり固いオイルです。
一応、オイル入れ替え後エンジン始動!無事にかかります。
フロント側。ライトも点きます!