EVANSがちゃんと施工されているかどうかのチェックを行いました。
水でないクーラントEVANSですが、通常クーラントから入れ替える場合、含水率が重要となるようです。マニュアルを見ると3%以内でなければなりません。ですが、これをチェックするには専用工具が必要です。
EVANS自体は出していますが、値段が高い!1万円近くします。
ですが、原理は屈折計なので、他の屈折計も使えるとのこと。
実際、EVANSの本国サイトの動画を見ると、通常の屈折計を使った説明をしています。
そこでは55BRIX%であれば良いとのこと。これより上か下かは不明ですが(苦笑)
もう一つ問題があります。
もし、含水率3%以上だったらどうなるのか?やり直しと言われたら、入れたEVANSは捨てることに?もともとお高いのでそれは勘弁してほしいです。
と言うわけで、こちらはEVANSジャパンに問い合わせました。
メールで問い合わせると、すぐに返事が。
答えは
「捨てる必要はないです。ベタな方法ですが、ラジエータキャップをあけて、熱をかけ、蒸発させてください。」とのことでした。
一安心です。
さて、屈折計ですが、BRIX表示ができるものであればよいとのこと。糖度計ですね。
でも、55まで測れるのでなければダメです。
探すと2,000円前後でありました!
まぁ、これ以外にも「果物が甘いかどうかわかる!」と言う利点?があるので良しとします。
これです。
まずは蒸留水で校正します。実際に蒸留水やってみましたが、0だったので問題なさそうです。
正常レベルがわからないので、EVANSの新品で試してみました。
こんな感じで垂らして、半透明の蓋をします。
60BRIX%ですね。つまり、新品だとこの数値。まったく水を含んでいない数値です。
で、実際にラジエータに入っているモノを調べます。(冷えた状態でやらないとダメです。)
おっと、50BRIX%を切ってる!ってことはまだまだ水が含まれていることを意味します。
となると、エンジン暖気してしばらく放置しないとダメですね。果たしてどれだけ時間がかかるか?という事です。まぁ、55BRIX%以上でなければならないということはわかりました。
性能は落ちますが、使えないことはないでしょうね。追々、作業します。
これ、FerrariChatに挙げたら、含水率20%行ってるのでは?と言うコメントが付きました(汗)。こうなると、暖気してもかなり時間掛かりそうです。一度抜いて茹でるしかないかな?(汗)
となると、この際、一度水ベースに戻した方が良いと思ってます。