ヒューズボックスクリーニング

308ミーティングの帰り、トラブりました(汗)

308ミーティング

308ミーティングが御殿場で開催され、それに行ってきました!
これだけの数の308/208を見るのは初めてです。
諸先輩からいろいろと教えていただけました。
用事があったのでちょっとお先に失礼し、帰路に・・・・

またしてもオーバーヒート?

途中までは快調。ちょっとした渋滞ありましたが、特に問題なし。
で、少し暑くなってきたので、エアコン入れてみました。

高速を降りようとしたとき、ふと水温系を見ると・・・・

なんと、真下から一つ右のメモリまで水温系が上がってるじゃないですか!

またしてもオーバーヒート(ちょい手前)です。この涼しくなった時期に?

コンビニの駐車場に停めて、しばらく様子見ます。

まず、ラジエータファンを見ましたが、なんと動いていません!
運転席に強制的に回すためのスイッチを付けていますが、これを入れても動かない。
両方とも動かないので、リレーじゃないですね。電源関係。ヒューズボックス周りが一番怪しいことになります。

ラジエータファンのヒューズは右のヒューズボックスの一番右端2個です。
見た感じヒューズは切れてない。
ですが、両方とも動かないのは、前回も経験した通り、ヒューズボックス内の断線も疑われます。

いろいろいじっていると、さらにトラブルが・・・

ライトをつけると左のライトだけがウインクします。これ、エンジン切っても、キーを抜いても動き続ける!(そもそもライトはキーを抜いた状態でもオンオフできます。)
仕方ないので、キルスイッチで電源オフ。

しばらくして、再度電源入れると止まってくれました。

でも、今度はエンジンかけてもすぐにストールする。
よくよく耳をすませると、燃料ポンプが動いていません。

こちらもヒューズ?
ヒューズ交換すると直ったようです。
ヒューズ自体は切れていないように見えるのですが・・・・。

まぁ、エンジン温度も下がり、なんとか動かせたので、自走して家に到着。

原因考察・・・

テスターで測りましたが、特に断線してはいないように見えます。電圧もちゃんと出ています。

ヒューズも切れていない。でも、なんか変・・・

焦げてます。こないだ新しいのに変えたので明らかに変です。
ヒューズとしては切れてないのですね。

こっちはもっと変。
右側のヒューズ。なんと縮んでます!それでいて切れていません!(左と同じ25Aのヒューズです。違うメーカです。縮んでしまうのもどうかとは思いますが・・・。さすが中華製?)

「熱」が疑われます。

前回、ヒューズボックスのカシメ部分に接触不良が起き、そこが抵抗となり、熱を持ち、ヒューズボックス自体が溶けたことあるんですね。それと似てる?

右のヒューズボックスのラジエータファン部分(右端2つ)を見ると、接点がかなり汚いです。

下側も汚い。

いろいろ原因はありそうですが、このヒューズボックスの汚れはかなり問題と感じます。酸化被膜ができ、抵抗となって熱を持ったということは考えられそう。

実際に計測してみると、1Ωくらいはありました。

そもそも行きは大丈夫でした。この時、エアコンを入れていなかったのですね。
問題は帰りで「エアコンを入れ始めた」後に発生しています。
エアコンを入れると、右のファンがエバポを冷やすために回り始めます。
つまり、回りっぱなしになるということ。
その際、ここにはずっと電流が流れることになります。
仮にここに接触不良があり、抵抗熱を持ったとすれば、長時間電流が流れ続けるので、この付近の温度が上がることは考えられます。
要は、ヒューズは切れないけど、焦げや溶けたりするということ。
で、ヒューズが縮んだため、断線して完全にファンが回らなくなった、とすれば納得いきます。

ライトモータの誤作動の原因はわかりませんが・・・

まずは、ヒューズボックスのクリーニングを行うことにします。

ヒューズボックスのクリーニング

ヒューズボックスは以前、クリーニングしているのですね。その際は「接点ブライト」を使いましたが、単にふき取る程度でした。
今回は、より強力な方法を使います!

こいつです。サンポール。希塩酸です。
これに数十分浸し、金属ブラシでガシガシとこすりました。その後念入りに水洗い。

先ほどの汚かった端子部分はこれだけきれいになります!
見違えるようです。

下側も同様。新品みたいですね。

さらに念には念を入れやすりで磨きます。

そもそもこのヒューズボックス。カシメて組み立てています。なので、酸化被膜がつくと、接触不良になるのですね。
そこでカシメ部分はすべてハンダ付けすることにしました。
ここまでやれば接触不良は防げるかと。
実際に計測してみると、0.5Ωくらいまで下がりました。

組付けましたところ少なくともラジエータファンは回るようになりました。
後はしばらく様子見ですね。
特に、長時間エアコンつけた状態で走ってみないとわかりません。その時点でヒューズにどういう現象が現れるか?
温度が測れるとベスト。サーモグラフィでも買った方が良いかな?iPhone接続用のものが売ってたりしますね。(3万円ほど。結構なお値段です 汗)



これですが、今度は窓が動かなくなりました。調べたら、やはり接触不良。
聞いた話では、このように接触不良を起こすのは、ヒューズボックス自体が熱で変形するのも原因のようです。要は、酸化被膜がつき、熱を持つようになる。そうすると、ボックス自体も歪む。そして、歪むと加締めが緩み、さらなる接触不良を生むという流れです。

なので、今回カシメ部分、端子の合わせ目部分も含め全部念入りにハンダ付けしました。

まぁ、ヒューズボックス自体を作り直すことも現在検討中です。CAD制作⇒3Dプリンタという流れですね。

“ヒューズボックスクリーニング” への3件の返信

  1. クロピーです。
    この時期オーバーヒートですと、冷却回路が暖気用から走行用に切り替わって無いのも原因かも? ウォーターポンプ付近のサーモスタットは動いてれば問題無いのですが。

    1. コメントありがとうございます。正確にはオーバーヒートまではいってないです。水温がかなり高めになっている状態です。
      確かにサーモが不動でラジエータに水が回らないケースもありそうですね。
      ただ、現象が高速降りてのろのろ運転になった時点で発生したので、このように判断しました。
      少なくとも、ファンは回っていませんでした。
      念のためサーモ作動しているかどうかもチェックしてみます!

      1. サーモは作動していますね。サーモ作動しなければ、ラジエータに熱水がまわりません。で、ファンの温度センサースイッチはラジエータについているので、温度が上がらなければ回りません。回っていたということは、少なくともサーモは作動していたことになります。

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