お次はフロント側のヒーターホースを交換します。
エンジン側から伸びてきたホースはこのバルブにはいり、そこから左右のヒーターコアに伸びていきます。そして、ヒーターコアから出たホースはぐるっと回り、ちょうどフロントガラスの下(ダッシュボードのエア噴き出し口)の下あたりで合流し、そこからラジエータ側へと伸びていきます。
ますは簡単に外せるものから外していきます。上の写真のバルブもナット2つで留まっているだけ。これも外します。
バルブから出たホースは分岐して左右のヒーターコアに伸びる。この辺ばらします。T字のユニオンでつながっています。
外したT字ユニオン。めちゃくちゃ汚い。
錆とクーラント?の塊。
本来であれば、新しいのと交換したいところですが、手持ちがなかったので、きちんと錆処理をして再利用します。まぁ、漏れることは無いと思いますが。
手前に見えているホースは比較的簡単。車の前に向かって右側のヒーターコアに伸びているホースはブレーキブースターの下を回っているので、ちょっと面倒ですね。
ここを通すときも新しいホースをテープとかで連結して、通していきます。
問題は例のダッシュボード下を通るホース。
これ、引っ張り出せるようなのですが、何しろ場所が狭いです。
引っ張り出すということは、その時にあわせて新しいホースも通すことになります。
なので、こちらも新しいホースをテープで連結しておきます。
この左右のホースですが、調べてみると、同じ長さである必要があるとのこと。
引っ張りこんでしまうと長さわからなくなってしまいます。
なので・・・
ホースに10cmごとにマーキングしました。
問題の引っ張り出すホースはここにあります。狙いは、T字ユニオン。
手前にホースは出ているのですが、これを引っ張っても出てくる感じはしません。
なので、ホースリムーバーのU字タイプをユニオンにひっかけて、引っ張り出します。
こんな感じで引っ張り出せました。
新しいホースが出てくるまで引っ張り出します。
古い2本のホースを見てみると、やはり同じ長さでした。測ったところ72cm。ですが、少し余裕を見て75cmで切ります。
T字ユニオンはやはりかなりさびてました。錆処理をしっかりすると、右側のようになります。
ついでなので、ガソリン給油口もきれいにすることにしました。
かなりきれいになりました。ほんと積年の汚れがひどいので、整備なのか、掃除なのかわからなくなります。結構掃除に時間取られますね。こうやって少しずつきれいになっていきます。
確かに、購入時に比べたら格段にきれいになりましたね。
今回、ついでなので、未交換っぽいホースは全部入れ替えることにしました。
ガソリン関係のホース。目的ちょっと不明なのですが・・・(汗)
ガソリンタンクの上部をつないでいるホースも交換。これは、エンジンルームの遮熱板のあたりを通っているので、結構厄介。なんとか通しました。(緑色のバーはバールです。ホースを下に下ろすために使いました。)
ブローバイホース。これも交換します。
右のガソリンタンクの上のホース。これも結構ボロボロに見えます。ちょうどエアコンコンプレッサーも外しているので、交換!
で、はずしてみたらびっくり!ボロボロでした。
簡単にバラバラに(汗)ガソリン満タンに入れると、ガソリン漏れてくることがありましたが、これが原因か?(当時は単にクランプが緩いせいと思ってましたが)
当然ですが、新しいのに替えます。
何かで読んだのですが、ガソリン系のホースにこのようなメッシュカバーのものは使わない方が良いとか。理由は、劣化に気が付きにくいからだそうで。