フロント側のホースを戻していきます。
ホースを新しいのに交換し、T型ユニオンにクランプで締め付けます。
今回ホースクランプはすべて新しいのに交換しました。
この締め付け部分。緩むと嫌なので、しっかりと・・・
これを今度押し込んでいくわけですが、これも結構面倒です。
ホースは通るには通りますが、ホースをはめるのが困難です。
ヒーターコアですが、このホースコネクタ部分、押すと奥に入ってしまいます。
なので、このボックスを引き出した方が作業は楽かもしれません。
右のホイールハウスの内側のインナーを外します。そうすればもう少し見えるかも。
ホース見えますね。取り回しはやりやすくなりましたが、ホースをはめるのはやはり無理です。
ヒーターコアを外す必要ありますね。(また、仕事が増えた)
このヒーターコアボックスですが、見たところ、このボルト1か所だけで留まっているようです。これを緩めます。
このネジを外すと引っ張り出せました。ダクトが邪魔なので、外しています。見るとわかりますが、中にヒーターコアが見えます。これが固定されていないので、ホースがハマらない。ホースはめるときは、このコアを押さえながらはめ込む必要あります。
ここまで引き出せばホースをはめられます。邪魔なので、エアコン配管なども外しています。(なのでエアコンガスが入っていないときにやるのがやはり良いですね。)
上に固めのスポンジみたいなのがあります。これでボディに干渉しないようにしているみたい。いずれにしろネジ1本での固定。
ホースクランプをしっかり締めたら、元に押し込んでいきます。
左側も同様にヒーターコアボックスを外します。こちらもネジ一本で留まっています。
こちらですが、右側と比較するとダクト側のクリアランスが少ないです。プラスチックカバーからダクトを抜くとはめ直すのが結構面倒かも。
いずれにしろ、同様にホースをきちんとはめてクランプ止めします。
あとは、他のホースを接続し直せば完了!
戻しの作業に入っていきます。
ガソリン給油口のグローメット。シリコンで拭き直しました。きれいになりました。
ガソリンタンクです。これ見てわかるようにほぼぴったり合わさる感じ。
80mmくらいあれば十分?まぁ、長めに切って、様子見ながら短くすることにします。
ホースが若干ゆるめなこともあり、容易に入りました。
まぁ、圧力大きくかかるわけでもないので、しっかり締めこめば十分と思います。
ホースの取り回しです。撮った写真を元に元に戻していきます。
ガソリンタンク周りが元に戻りました!
後はエンジンにホースをはめるだけなのですが・・・・・
ブレーキブースターホースは問題なくはまりましたが、ヒーターホースがエンジンにハマりません!
測ってみると、エンジン側20mm、ホース径15mmです。
こりゃ、どう頑張っても入らない。
で、元の取り付けを改めて見ると、スリーブをかまし、別のホースでつないでいました。
要は、ホース元の径が異なるので、そうしていたわけです。
こちらのホースは若干柔らかめのを使っていました。
手元に19mm径があったので、試しましたが、これだとスリーブが緩くなる。ヒーターホースなのである程度圧力かかりそう。
となると異形ユニオンを使うべきか?
元のホースはゴムホースなので、少しは広がりそうです。
ヒートガンで温めながらホースに適当なソケットを押し込んで広げてみました。ここまで広げたら入りそう?
入りました!
手前にぶら下がっているのが、スリーブをはめたフロントから来ているヒーターホースです。これをつなぎます。
なぜここにスリーブがあるのかよくわかりました(苦笑)
ブレーキブースターホースもつなぎます。
これで終了!
大変な作業に、ほんとにお疲れ様でした。
実は、10年ほど前に
私の場合、運悪く高速道路を走行中に
このヒーターホースがエンジン側で破裂しました。
ですから、バックミラーに水煙がもうもうとエンジンフートから
上がるのを見た時は、驚きました。
緊急停車する場所を探している間も水温計が
120度を超えていくのでエンジンが壊れないかと
冷や冷やしました。
結局、夜まで車載ロードカーを待ち
いつもの整備工場にいれましたが、
後日、発狂しそうになったと言われた理由が
今回のMINORUさんの丁寧な写真入りで
奮闘しておられるレポートを拝見してわかりました^o^
ホント、感謝です~。この作業は、私には、とてもできないですね。
どうもです!
発狂しそうになる・・・。確かにそうかもしれません。超面倒な作業です。
時間もかかりますね。ただ、一度経験するとおおよそ作業手順はわかりました。
(ただ、もう一度やるのはちょっと躊躇しますが 汗)