クラッチ交換ーその4

クラッチ交換続き。フライホイールなどを戻していきます。

Ferrari 308 クラッチ交換

フライホイールをはずしておいたボルト、ワッシャーは場所がわかるように元の場所に仮止めしています。

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フライホイールを固定する際に回ってしまうので、クランクプーリ側を固定しておきます。

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ボルト緩むと困るので、緩み止め塗ります。これは中強度タイプ

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フライホイールをはめたところ。

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規定トルクで締めていきます。締めたのをきちんと確認するために、マジックでマーキングしています。次にクラッチ板をはめるのですが、センターを出すために、このようにエクステンションを突っ込んでいます。

Ferrari 308 クラッチ交換

クラッチ板を置きます。

Ferrari 308 クラッチ交換

クラッチカバーをかけます。要は、クラッチ板は中に軸を入れないとセンターが決まらないのですね。なので、エクステンションバーを突っ込んで、できるだけセンターを出そうと言う訳です。できるだけセンターをあわせてから、クラッチカバーを留めていきます。

Ferrari 308 クラッチ交換

センターがあったかな?この時点ではカバーはまだ仮留めです。

Ferrari 308 クラッチ交換

この状態で、一度ベルハウジングをかぶせます。軸を突っ込んで、完全にセンターを合わせます。

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ただ、このベルハウジングをはめるのが知恵の輪状態なんですね。ベルハウジングを持ち、左側(ちょっととがった部分)を上にしてはめ込み・・・とやると比較的スムーズに行きます。はめ込もうとするとき、抵抗があります。これは、軸がクラッチ板にはまり込むときのもの。軸にはギアみたいな刻みがありますので、少し動かしながらいれます。

ある程度クラッチ板をセンターに合わせておかないと、はまらないんですね。

で、一度はまったら、そこで再度ベルハウジングを抜き、先ほどのクラッチカバーを完全に規定トルクで固定します。

Ferrari 308 クラッチ交換

さて、今度は完全に組付けです。ベルハウジングのこの部分だけ液体ガスケットなどを塗ります。あと、Oリング。新しいものをはめておきます。要は、ここの部分だけオイルが通るんですね。なので、シーリングするわけです。

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おまけの写真。そもそもフライホイールの周りがなんでギザギザなんだろう?って思っていました。これ、実は、スターターモーターと噛み合うのですね。これがスターターモーター。回すとき、これが手前に飛び出て、フライホイールギアと噛むわけです。

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さて、ベルハウジングをはめていくのですが、先ほどのシーリングしたところが要注意です。特に一番大きなOリングは抜け落ちやすいです。しっかりと確認しながら、均等に嵌めていきます。

Ferrari 308 クラッチ交換
Ferrari 308 クラッチ交換

完全にはまったら、ナットを締めていきます。。。

Ferrari 308 クラッチ交換

クラッチレバーを取り付けます。この時点では仮留めですね。

Ferrari 308 クラッチ交換

ワイヤー調節作業です。このクラッチレバーとベルハウジングの穴。ここが一致するようにワイヤー調整します。

Ferrari 308 クラッチ交換

なので、ドリル刃を突っ込みました。これ、アーレンキーでもなんでも良いです。

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で、この下の穴が、若干これくらいズレたところで、調整するわけです。調整はワイヤー側のネジで調整。

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ブローバイ関係かな?ホースが一部このような状態だったので、交換することにします。

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黄色い線が入ったのが新しいホース。同じ長さにカットしたところ。

Ferrari 308 クラッチ交換
Ferrari 308 クラッチ交換

新旧比較。。。

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