走っていたら、突然のギア抜け?1速とリバースが入らなくなってしまいました。
2速は入るのでなんとか走れます。で、やっとのことで帰宅!
これ、いろいろサイトを調べてみると、セレクターレバーがずれるのが原因みたいです。聞いてみると、よくあることだそうな・・・(そう、よくあると困りますが 汗)
まずは、ギアオイルを抜きます。
オイルパンを外すので、ナットを全部取ります。このトルク結構低いですね。簡単に外れます。まぁ、アルミだからなのかな?
オイルパンを外す前にマットを下に敷くのをお忘れなく。というのは、セレクターシャフト(というのかな?)を固定するスプリングとボールが落ちてくるからです。
実際、オイルパンにこんな感じでスリーブとかスプリングが残ります。(こいつらの外れますので、無くさないように要注意)
これがそのボールですね。全部で3個。
これがワンセット。スリーブ1個、スプリング、ボール各3こずつ。
無くさないようにビニール袋に入れておきます。
これがセレクターですね。この3本のシャフトを先ほどのボールスプリングで止めているわけです。
この部分がシフトレバーを動かすことで上下に動き、ギアセレクトがされます。これが外れてしまうのが、今回の原因。
先ほどのボールスプリングがはまっていないと、各ギアのセレクトが決まりません。ですが、オイルパンを閉じると見えませんから、これらのボールスプリングを支持する治具を作ります。
この形状のものを作れば良いわけです。3つの部分にそれぞれスプリング+ボールが置かれます。一番右側は穴になってます。
オイルパンにはまだオイルが付いていますので、これで段ボールに転写しました。
なんか適当ですが・・・(笑)
要は、こういうものを作れば良いわけです。
その辺に転がっていた木材に転写しました。
これは2作目。こんな感じになります。シャフトは段がついているので、スリープ+スプリング+ボール、スプリング+ボール、(穴に突っ込んで)スプリング+ボールとなります。穴の部分が見えています。
この方が位置関係が良くわかりますね。
先ほどの穴は、適当なアルミ板でふさぎました。
再度取り付けると、こんな感じ。
これで、シャフトが固定されます。
赤い丸部分に注目!
これが抜けた状態です。これだと1速、リバース入りません。
2速位置(ニュートラル位置)で合わせるのが基本だそうで。
ネジを緩めて、この場所に調整します。
ですが、完全にここまで動かない場合があります。その時は、ギアボックスの前側にあるセレクタレバーの長さを調整するネジも動かす必要があります。
あと、この作業は2人でやらないと無理ですね。誰かにシフト操作をしてもらい、下で見ている必要があります。
問題なければ、オイルパンを清掃し・・・
新しいガスケットを取り付け、シーリングを塗って、取り付けます。スプリング+ボールをきちんと入れるのがちょっと難しいです。何かプラスチックのカードとかで押さえながらやると良いかも。
規定トルクは20Nmも無かったはず・・・・。(忘れた)
すごすぎです
おくんつんさん、コメントありがとうございます。
意外と海外などで情報も多いので、なんとかできています。
でないと、こんな調整作業素人には無理です~(苦笑)