エンジンオイル漏れ修理 その3(完了!)

カムドライブプーリのオイルシール外しから、取り付けまでです。

Ferrari 308 オイルシール交換

ベアリングを抜くと、ワッシャーがあり、その奥にオイルシールがあります。まずは、このスナップリングを外します。かなり奥なので、ストレートのスナップリングプライヤーが必要ですね。後、やはりガニマタスタイルで無いと、まずこの種のスナップリングは外れないでしょう。やはり工具ですね・・・・

Ferrari 308 オイルシール交換

このオイルシールですが、結構緩い感じがします。オイルシールが回ります。(というか、その状態が本来おかしいのかも。。。)

そのままで抜けそうな気がしたのですが、やはりダメ。例の通り、穴を開けて、そこにネジを入れます。

Ferrari 308 オイルシール交換

こんな感じでバイスプライヤーでつかみ、スライディングハンマー的にたたき出します。

(上のオレンジの液体はクーラント。抜いたつもりでも結構後から出てくるんですね・・・)なので、こぼれないようにビニールで覆っています。

Ferrari 308 オイルシール交換

抜いたら、オイルシールバラバラでした。これじゃ漏れるな。。。

Ferrari 308 オイルシール交換

新旧比較。今回このオイルシールは国内調達しました。(Superformanceに頼んだら、誤発注されてしまいました。時間ももったいないので、国内調達。武蔵オイルシール工業製品。22x40x7です。このメーカ品であれば問題ないかと。

Ferrari 308 オイルシール交換

このオイルシールを打ち込むのに治具を作成。外径40mmの塩ビパイプです。(ユニオンかな?)ただ、40mmだとぴったりで入らないので、やすりで削っています。

Ferrari 308 オイルシール交換

こんな感じで打ち込みます。これなら、斜めに入ることは無いでしょう。

Ferrari 308 オイルシール交換

オイルシールにはリチウムグリースを塗り入れました。無事、オイルシールが入り、スナップリングも入っています。

Ferrari 308 オイルシール交換

で、ワッシャーを戻します。向きを間違えないように・・・・

Ferrari 308 オイルシール交換

で、ベアリングをはめ込むのですが、叩き込みたくはなかったので、ワッシャーと・・・

Ferrari 308 オイルシール交換

ナットで押し込んでいきます。このナットですが、古いナットをとっておいた方が良いです。このナットは特殊でM17でピッチ1.0。探したのですが、結局見つからず、予備で買っておいたナットを使いました。また、作業中にシャフトが回ってしまったのに気が付くように、マークをしています。

Ferrari 308 オイルシール交換

こんな感じで入るのですが、途中から入らなくなる。というかナットは回っているのに、ベアリングは入っていかない。どうやら、シャフトが手前に出てきてしまうようです。なので、少し叩き込みながら、ねじ込んでいきました。

Ferrari 308 オイルシール交換

無事にベアリングもおさまり、スナップリングを戻します。

Ferrari 308 オイルシール交換

左右の、ベアリングを入れたら、今度はクランクシャフトのオイルシールです。こちらも叩き込みたくはないので・・・

Ferrari 308 オイルシール交換

塩ビ管を使います。ですが、これだとワッシャーがすっぽり管に入ってしまうので、

Ferrari 308 オイルシール交換

こんな感じで入れていきます。

Ferrari 308 オイルシール交換

シャフトのツラより、若干奥に入るくらいまで入れました。こちらもリチウムグリースを塗って入れています。

Ferrari 308 オイルシール交換

さて、半月キーを戻そうとしたのですが、入りません!こちらも無理に叩き込みたくはないので。。。

Ferrari 308 オイルシール交換

オイルストーンで磨いてから入れると、すんなりと入ります。(プーリーなどもそうですが、嵌めるときに苦労するとき有ります。錆とかで摩擦が増えるのですね。そういう時も、水研ぎするとすんなり入りました。)

さて、ここまで来てしまえば後は、戻しの作業です。

一番重要なのは、タイベルをずれないように戻すこと。作業していると、若干動いてしまっています。ギアに入れているのですが、わずかに動く。なので、ずれていたら、一度ニュートラルにギアを戻し、調整していれます。一段ずれると1cmくらい違いますね。なので、マーキングをしっかりしていれば、すぐにずれはわかると思います。

戻しの作業で面倒だったのが

・エアコンコンプレッサー。ステーに固定する前にベルトをクランクシャフト側も通しておかないと、まずベルトかかりません。ステーへの固定は上をまず軽く取付、その後、下のステーを固定しますが、エアコンコンプレッサーの下側のスタッドボルト(下図赤丸)は抜いておきます。

Ferrari 308 オイルシール交換

先にタイベルカバーから出てくる方のスタッドボルト(緑丸)を入れてから、下側のステーを取り付け、その後エアコンコンプレッサー側にスタッドボルトを入れます。(この手順で無いとまずはいらない。)その後、エアコンコンプレッサーの上側ナットを締める。3か所あり、かつシムがあるので落とさないように要注意。面倒なのが一番奥のナットです。クリアランスがないので、ラチェットが使えません。なので、メガネレンチかスパナで少しずつ回す羽目になります。(17mmですね。)

青丸のスタッドはエアコンベルトテンショナーの固定用。これは後でもOKです。

エアコンベルトはこの時点で結構張った状態でした。

実は難関が・・・

Ferrari 308 オイルシール交換

このホース戻し。なかなか入ってくれない。これを入れるには、一度上のユニットを全部外した方が良いです。で、ホースも抜いて、ホットガンで温め柔らかくすると入りやすくなります。これ写真でよく見るとわかるのですが、よじれた形で入っているんですね。なので、ホースが硬いとまずはまらない。30分以上格闘しました。。。

まぁ、最後の難関が、オルタネータの固定です。これ、もっと簡単にできる方法ないんだろうか?締めるナットがオルタネータの裏側なんですね。ガソリンタンクとエアコンコンプレッサーの間から手を入れ、手探りで探し出します。右手でと角度的に入りません。左手で探りながらじゃないと無理。。。

Ferrari 308 オイルシール交換

締める際に、オルタネータを押すようにこんな感じでレンチを突っ込んでいます。これでベルトが張った状態になります。まぁ、後ろが緩くても、オルタネータ左下のネジをしっかり締めれば良いのかもしれません。

ちなみに、関連トルク

・タイベルドライブプーリー 128N.m

・タイベルテンショナー 65N.m

・クランクシャフトプーリー 108N.m

・オルタネータの左下 60~80N.m

・エアコンベルトストレッチャー 66N.m

トルクはこの場合、トルクレンチより、電子式のトルク計測器の方が使いやすいですね。音で教えてくれます。特に100N.mを超えてくると、その方が良いかも。

あとは、オイルを入れて、クーラントを戻します。(エバンスなので、捨てるわけにもいきません。再利用します。一応、ストレーナーとろ紙でゴミは除去しました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

クーラントを戻すのに、こんなのを使ってみました。モノタロウで売っていた、ポンプです。電気ドリルで駆動させます。結構便利ですね。

で、エンジンを久しぶりにかけます。

と、アクシデント!

なんと、ガソリンが漏れてくる!

調べたら、奥のキャブレターに向かっているガソリンホースが抜けてました。(以前、漏れたのもここから漏れたのかもしれない。

で、しっかり締め直し。ついでに他のクランプも増し締め。

再度エンジンをかけ、オイルが漏れていないことを確認。

(正確には、ギアオイルがまだちょこっと漏れている。これはパッキンが甘いせいだと思います。少量なので、次回ガスケットを交換する際に、やり直す予定です。)

試運転しましたが、エンジン音が静かになった?これはオイル交換の効果かな?(オイル漏れ剤とかいろいろいれていたので 苦笑)

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