走っていたら、急に水温が上がり始めた・・・
週末に友人のところに出かけるので、コストコに給油しに行きました。
途中まで全く問題なし。軽い渋滞で、水温が上がってもきちんとファンサーモスイッチが作動しファンが回転、水温は下がります。
で、給油して帰宅しようと走っていて、ふと水温系を見ると・・・・
195Fを超えようとしています!(汗)。
今までは、195Fの1目盛り左で安定していたのに、水温が上がり始めています。
これはヤバいと感じ、とにかく家路を急ぎました。
走っている時に気が付いたのですが、ファンが回っていない様子。
バッテリーの電圧計をつけているとわかるんですね。ファンが回り始めると電圧下がりますから。(それに音もする。)
であれば、手動でファンを作動させます。(こんなこともあるかと思い、スイッチをつけておいたのでした!)
そうしたら、水温は下がり始めます。
家についてまずはチェック。
- 手動スイッチでファンは回る⇒リレーやヒューズは問題ないという事
- 水温が高い状態で、ファンサーモスイッチの抵抗を測る=無限大。⇒でも、水温の実測値が不明なのでなんとも言えないが・・・
- ファンサーモスイッチに入っている端子を直結する=ファンが回る⇒こうなると、怪しいのはファンサーモスイッチという結論。
これって壊れるもんなのですかね?まだ1年も経ってないと思います。
ただ、ネットで調べると壊れたという例はいくつも出てきます。
と言うわけで、購入。
これですが、前につけていたのが、82395948182という製品。これは180F で作動するものです。これと同じものを国内で探しましたが、なかなか無い。8232694181Fがほぼ同等品ですが、これの社外品を見つけました。
90℃でオン、85℃でオフというものです。
ちなみにネジサイズはM22X1.5(ピッチ)
こんな箱で届きました。信頼できるかどうか不明ですが・・・
この商品にはガスケットが付いていないと記載されていましたので、別途ガスケットを購入。ちょこっと小さかったので、穴を広げました。
さて、課題なのが、クーラントを抜くかどうか?です。
普通で考えると、抜いての作業になる。このファンサーモスイッチはラジエータの一番下にあるからです。
でも、できたら抜きたくない。抜くとまたエア抜きとかいろいろ面倒なので・・・・
まずは、いつものQUICKJACKで車をあげます。
作業場所を広げるために、ホーンコンプレッサーを外します。(これは、13mmレンチ)
ちょこっと横にどいてもらいます。
ここまで広がれば、簡単にコネクタを抜くことができます。
さて、クーラントを抜くかどうか?
これ、うまく樋的なものを入れれば、うまく流せるのでは?と思い・・・
こんなのをかましてみました。「自在じょうご」と言う製品。
これ、ゴム製の樋みたいなものなんです。中に金属が入っていて、自在になります。
狭いところでのオイルを抜くときによく使うものです。(あると便利)
まずは、これを入れ、この先に別の太めの排水ホースをつなげました。
念のため、水を流して確認。
問題なく、後ろに流れて行ってくれます。これならできそう。
これが、自在じょうご。一つあると絶対に便利です。
ラジエータキャップをした状態であれば、そう勢いよく出てこないはず。
この状態でファンサーモスイッチを外します。
クーラントは出てきますが、そんなに勢いはないので、すぐに新しいのをはめていきます。
抜けたクーラントは約700ccほど。
これ、後で気が付いたのですが、オートブリードバルブをつけていたので、ラジエータ側から若干のエアは入っていたのですね。なので、普通に閉じていれば、もう少しクーラントは抜けなかったと思います。(実は拡張タンクの中身を見たのですが、水位が下がってなかったんですね。おかしいと思い、ラジエータ側のオートブリードバルブを緩めたら、エアが出てきたので、わかりました。これをやったら拡張タンクの水位も下がりました。)
いずれにしろ、これでクーラントを抜かなくてもファンサーモスイッチが交換できることがわかりました!