今の状態は時折くしゃみ(キャブのインテークからパスっと噴き出す)をして、かつプラグやシリンダ内を見る限り煤だらけ。この原因探りからです。
くしゃみ現象の原因
くしゃみ(英語だとSpit=唾吐きと書いてあること多いです)ですが、燃調が薄い場合起きると書いてありました。ですが、シリンダ内やプラグを見ると、どうみても濃いのですね。
これがなぜなのか、わからずにいました。
で、調べてみると、点火タイミングの記事の中で、
・点火時期を遅くすることを「遅角(ちかく)」と言います。 ・キック始動の場合「ケッチン」を喰らいづらくなるので安心です。 ・エアクリーナーから「パスッ」っとくしゃみをします(酷いと始動直後から連発します) ・熱を持ちやすくなりオーバーヒートしやすくなります(オーバーヒートに伴うエンストもします) ・吹け上がりが、ゆったりと重くなりますので加速が鈍くなります。 ・全体的に濃い症状になります。 ・極端に点火を遅すぎると始動性が悪くなります。 ・燃費が悪くなります。
(出典:https://www.broadcreation.com/blog/news/10597.html)
とあるじゃないですか!
まさに、この状態です。パスっと音するし、オーバーヒート気味。加速は鈍いし、ガスは濃い目。燃費も超悪い・・・・。これが原因だった可能性高いです。
一応、点火タイミング合わせたつもりでいましたが、再度やり直してみます。
ついでに、TDC(上死点)を正しく計測してみようかと。
TDCを出して、進角7度か10度あたりきちんとゲージを使いマークしようと考えています。
進角調整?
いろいろ調べていくと、疑問が出てきました。進角調整についてです。
回転数が上がるにつれて進角を進める(早く点火させる)必要があるのですが、デスビローターとデスビキャップの位置関係は固定されています。なので点火タイミング変えることはできないのでは?と思っていました。
ミューワンオートラボさんに聞いて、わかりました!
https://meu1.com/install/phasing/
進角装置と言うのがあり、それでローターの角度を変えることで対応しているとのことです。
あくまでも点火タイミングはポイントやIGNITORが行っているのですね。つまり、ローターが接しているからと言って点火しているわけではないという事です。
低回転時には進角を遅らせておいて、高回転時に進角装置が働き、正常になるように調整するとの話です。
これで、ふと思い出したことがあります。
308QVと308のローターの違い。この車には308QVのローターが入っていたんですね。
サイズは同じなので、どちらも入ります。(注:後記参照)
こう考えると、308QVのローターの方が、位相のずれが大きくても対応できるように見えます。
後記
これですが、買った当初のローターはQV仕様のものでした。なので、サイズ同じで入ると思っていたのですが、新しく買ったQV仕様ローターはなぜか入りません。なぜ入っていたのか謎が増えました。。。。