天気が良いので、久しぶりに辰巳に向かいました。
そしたら・・・
何かおかしい?
途中まで快調!水温も真下から1つ左あたりで落ち着いています。
京葉道路で箱崎手前での合流に差し掛かります。
のろのろ運転になるわけですが、水温が徐々に上がり始めた!
真ん中を超え始めて1つ右のメモリへ。
でも、走り始めると下がる。
なんとか無事に辰巳につきましたが、どうみてもおかしいです。
あちこちチェックしました。
強制的にファンを回すスイッチをつけているので、オンにしてみます。
ですが、両方ともファンは回りません。
両方とも・・・と言うのがおかしいです。
何故かと言うと、リレーもヒューズも別々だから。両方一緒におかしくなるのは変。
水温スイッチも一応チェック。外れていないかどうか・・・(上の写真はその最中 苦笑)
ですが、そもそも水温スイッチで動かしているのはリレーなので、上と同じ理由で両方とも回らないのはおかしいです。(強制的にファンを回すスイッチはこの水温スイッチの配線を短絡させています。そうするとリレーが動き始めるという仕掛け。)
どこか配線がおかしくなったとしか言いようがないですね。
先日の作業で何かいじったか?
ひとまず家に帰ります。
渋滞もなく無事に帰宅・・・・
原因の考察
早速回路図を確認。
ラジエータファンのヒューズは右側のヒューズボックスの一番右端2つです。
で、その左がクラクション、シガレットライターのヒューズ。
実は、この3つの端子、同じ+12Vが供給されているのですね。
この辺の端子をテスターで測ればわかるのではないかと踏みました。
で、ヒューズボックス開けてみると、すでに何かおかしいことに気が付きます。
上の左から7番目のプラスチックカバーが溶けてる!
シガレットライターには速度違反探知機のデバイスが付いていて、それは稼働しています。(音がするし、クラクションも鳴る。)
となると、溶けてはいるけどこの端子は生きているという事に。(12V供給しているということ)
問題は、右側2つに12V来ているか?という事になります。
測ってみたら「ビンゴ!」でした。
まったく電圧来ていない。
これじゃ、ファンは両方とも動きません。原因はこれで間違いなさそうです。
ヒューズボックスの修理
ヒューズボックスは両側にマイナスネジで留まっています。
端子を外してばらしてみました。
端子カバーが溶けているものだけは抜けません。。。
仕方ないので、切断します。
思いっきり溶けてますね。黒いのはベースの部分が溶けて表に飛び出しているという事です。
この溶けた端子と左側2つ、本来は導通すべきなのですが、導通しません。
要は、このハトメで接触不良を起こしているという事です。
まずは、コネクタを外します。
プラスチックが止めてしまい、固まっています。
結局ドレメルツールで固まったプラスチックを削りました。
再度この写真ですが、このハトメとプレートをがっちりはんだ付けしてしまえば良いわけです。このままでは酸化し被膜ができている(そもそもそのせいで接触不良なのだと思う。)ので紙やすりでガシガシ磨きます。
その後、ハンダでがっちり留めました。
ついでなので、怪しいところは全部はんだ付け!
そもそも端子カバーが溶けた原因も接触不良でしょうね。要は、ファンのスイッチがはいり、リレーが作動、結果ここに電流が流れようとしたのですが、ハトメ部分が接触不良。抵抗となり、熱を持った・・・結果カバーが溶け、という感じでしょう。
とりあえず、元に戻し、ファンスイッチでファンが回ることを確認しました。
試運転もしてみましたが、当座大丈夫そうです。
仮にファンスイッチがダメでも手動で動かせるので、とりあえずOKかな。
さすが40年も経つとこういうのは酸化してダメになるのでしょうね。
ヒューズボックス交換した方が良いですが、とりあえず、このまま補修レベルで行きます!