なんとリアフードを開けるためのワイヤーが切れた!!!!
実は、試運転を兼ねて、波乗りに308を駆り出したんですね。
サーフボードはギリギリ入ります。まぁ、そもそもサーフィンに行くような車ではないのですが、走る距離としてちょうど適当だったので、出かけたわけです。
海から上がり、さぁ、着替えようとリアフードのレバーを引っ張ったら、抵抗が無い!
スカスカです。
なんとワイヤーが切れた。
仕方ないので、その日はウェットスーツのままで帰宅。(後に、友人からからかわれるネタになりましたが 爆笑)
なんとか家に帰り、マニュアルと格闘。
そうしたら、本来はエマージェンシーワイヤーがシートベルトの上の付け根あたりにあるとのこと。でも、見当たりません。。。。
この車、内装を一新した形跡があります。その際、どうやらこのエマージェンシーワイヤーを付けてないような感じです。
まずはフードを開けないことには話は始まりません。
リアフードを開けるレバーをばらしたら、ワイヤーの切れ端が見つかりました。それをペンチで思いっきりつかんで引っ張ったら開いた!
(しばらく、そのワイヤーにケーブルコネクタスリーブで延長して使ってました。。)
さて、本格的に直すわけですが、まずはワイヤーの取得。
これ、純正である必要は無いですね。逆に国産の自転車用のワイヤーの方がよっぽど強度があるかもしれません。元の径を測って購入。
ワイヤーはこのようにイモネジで止めてあります。
いろいろと調べると、分かったのが
・メインのワイヤーは左から来て、左⇒右のラッチにまで一本通っている。
・エマージェンシーワイヤーは別の経路から左のラッチまで通っている。
と言う感じです。
まぁ、とりあえずワイヤーを抜きます!
イモネジ外します。。。
抜くのは簡単。
念のため、シートベルトの付け根部分(本来エマージェンシーワイヤーが来ているだろう場所)を確認します。
まずは、この部分を外します。
下側も外します。
後ろのカバーを外すには、この辺外す必要がありそう・・・
めくってみたらこんな感じ。なんかワイヤーっぽいものが見えてる???
引っ張ってみたら、抜けました!やっぱりワイヤー。
オレンジ色に見えるのは、錆です。
で、ワイヤーが通り穴がわかりました。これですね。
さて、ワイヤーを通すわけですが、スムーズに通ってもらいたい。
で、こんなのを使いました。バイク用のワイヤーオイルです。これを吹き付ければスムーズに通ると言う代物。
あと、重要なのがワイヤーのカット。断面がほつれていては、それが抵抗となり入りません。こういうワイヤーカッターを使います。
これでカットすると、断面がキレイなんですね。ほつれ全くなし。
無事にメイン、エマージェンシーどちらのワイヤーも通りました!
ちょっとボケていますが。。。
このイモネジでの固定はしっかりと行います。これが外れてしまったら、最悪の事態になりますので・・・・。特に右側は1本で止まっている。つまり、これが緩むといかにエマージェンシーワイヤーが残ったとしても開かないという一大事に陥りますので。
エマージェンシーワイヤーはこんな感じで輪を作りました。
調整も慎重に。イモネジをしっかり留めていきます・・・。
まぁ、とりあえず無事に終了。
これでメインワイヤーが切れたとしてもエマージェンシーワイヤーがあるので、大丈夫でしょう。