欧州仕様へ(ウィンカーレンズ交換など)

米国スタイルはカッコ悪いので、欧州スタイルに変更しました。

Ferrari 308 欧州仕様変更前
Ferrari 308 欧州仕様変更前

これが修正前。既に前後バンパーはあの出っ歯スタイルから欧州スタイルへと変更済。あと車高も下げています。

残っているのが、フロントのウィンカーレンズ、フロントフェンダーの四角いウィンカー、そしてリアにある赤いマーカーです。

このリアにあるマーカーは米国だと必須らしい。

あと、余談ですが、フロントの四角いウィンカー。元々は米国仕様ではポジションランプなんですね。(ウィンカーではないんです。まぁ、自分でウィンカー配線に変えましたが。)

と言う訳で、今回は

  • フロントバンパーのウィンカーレンズ交換
  • フロントフェンダーのウィンカーレンズ交換(穴が残るので板金塗装)
  • リアマーカー撤去(板金塗装)

となります。ついでに傷がいくつかあったので、補修します。

まぁ、フロントバンパーのウィンカーレンズは単に交換なので、内容は割愛!

ドライバーでネジを外して入れ替えるだけです。

まず、サイドウィンカーの確認。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 米国仕様ウィンカー

裏から見ると・・・

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 米国仕様ウィンカー裏側

こんな感じ。ネジ&ナットで留まっています。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 ウィンカーを外したところ

はずすとこんな感じです。リアのマーカーも同じような構造。穴の大きさ、ネジ穴幅全く同じです。真ん中の穴ですが、換装用のウィンカーより大きめなので、この穴を小さくします。サイドのネジ穴は埋めます。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 当て板づくり

塞ぐのに、鉄板を裏から当てて、ハンダで止めることにします。全部パテ埋めだと、どうしても引けてくるだろう・・・ということからです。(過去にガラスクロスを裏から当ててパテ埋めしたことあるのですが、時間が経つと継ぎ目がわかってきちゃうんですね。。)

今回、ホールソーを使います。切削油をしっかりかけて作業・・・。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 当て板づくり

フロント用です。リアは全部塞ぎますので、鉄板そのままです。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 当て板当てたところ
Ferrari 308 欧州仕様変更作業 当て板当てたところ

強力なエポキシ接着剤で固定。浮かないように、表からネオジム磁石で引っ張りました。

まぁ、最終的にはハンダで留めますので、仮留めで状態です。

ハンダ付けしますので、周りをドレメルツールで磨きます。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 ハンダセット

かなり巨大なハンダごて。ここまで大きくなくても良いかも。まぁ、熱量が欲しかったので大きめにしましたが。(取り回しは面倒です。。)

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 フラックスとハンダ

フラックスとハンダ。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 半田埋めしたところ

側面なので、ハンダを乗せるのは結構至難の業です。うまく乗りません。なんとか乗せて、グラインダーで磨いたところ。なるべく滑らかにしたいのですが、やると溶け落ちちゃうので、この辺でやめることに。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 パテ埋め

後は、ひたすらパテ埋め、磨きです。

パテは今回ホルツのコントールを使いました。

これ、すごく良いです。15分で研げるようになります。コントール→うす付けパテ→スプレーパテ(プライマー)→塗装 という手順ですね。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 パテ埋め

この部分に深い傷があったので、ついでに補修です。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 パテ磨き

この時点では水研ぎしていますが、いろいろ調べていくと、空研ぎの方が良いとのこと。途中で変えています。というのは、水研ぎするとパテに水分が吸収されてしまい、後々仕上がりに問題が出るとのこと。

この時点で手で触っても段差を感じないくらいまで削ります。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 プライマー塗装
Ferrari 308 欧州仕様変更作業 プライマー塗装

いったんこの状態でスプレーパテをかけます。これをやるとさらに段差が分からなくなります。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 プライマー塗装直後
Ferrari 308 欧州仕様変更作業 プライマー塗装直後

本来は一面やるのが良いのですが、ある意味手抜きです。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 プライマー塗装研磨

途中段階ですが、境目がぼけてわからなくなるくらいまで削る・・・・。

で、コンパウンドで一度仕上げて、シリコンオフかけてから本塗装に入ります。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 本塗装

ぼかしながら塗装しますので、マスキングを広めにしています。

今回の塗料はマツダの黒。タッチアップとかで確認したのですが、ほぼ同色です。まぁ、黒は合わせやすいのでしょうね。(赤はめちゃくちゃ難しいですが)

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 本塗装
Ferrari 308 欧州仕様変更作業 本塗装

後は磨き作業。コンパウンドをかけるまで1週間以上かけて十分に乾燥させます。

#1200~#1500くらいのペーパーでおおよその凸凹を取り、細目→ラビングコンパウンド→鏡面仕上げという手順でやりました。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 ウィンカーレンズ交換

ウィンカーレンズを入れ替えます。

Ferrari 308 欧州仕様変更作業 終了
Ferrari 308 欧州仕様変更作業 終了

仕上がりはこんな感じです!

かなりスタイリッシュになりました。

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