どうもパワーが出ないと思ったら・・・・クラッチ終わってました(汗)
買ったときからなんとなく感じていました。滑ってる感じ・・・
で、試しにエンジンかけた状態で高いギアでつないだら・・・・・・・・・エンジン回ってるし(汗)
予備車検の時にも言われたんですね。「ワイヤーがパンパン」
この車はワイヤークラッチ。なのでクラッチが減ってくると、ワイヤーがパンパンに張ってきます。定期的な調整が必要なのですが、それも限界まで来ると交換しなければいけないと言うことです。
まぁ、いつかはやらなければならない作業。
と言う訳で、着手します。
クラッチですが、いつものSuperformanceから購入。AP社のものです。意外と安い!
クラッチ、レリーズベアリングなど一通り買っておきました。
作業的にはまずはジャッキアップ、左のホイール外し、タイヤハウス外しからです。
うちの車は、なぜか左のタイヤハウスを外すのがものすごく大変。(右は比較的楽なのですが・・・)押し込んだり、しながら、汗だくになってやっとのこさで外します。
で、この光景。外すものがいろいろありまして・・・
まずは、オイルクーラーのダクト。
308の横の穴は伊達ではなく、この穴からホースが伸びてオイルクーラーにまで行っています。
まずはこれを外します。
これはフューエルフィルター。これもちょっと邪魔なので、ここを外します。
ぶら下がる形になりますが、しばらくは大丈夫そう。(でも、ガソリン漏れてきましたが 汗)
フューエルフィルター。下からの写真です。
これはクラッチワイヤー接続部分。これも外します。
ピンでとめているのがわかると思います。ピンを外せば比較的楽に抜けます。
今回、クラッチワイヤーも交換します。
ピンを外そうとしているところ・・・
下からの写真。この部分も外します。
上の方にブローバイ関係?のホースとかありますので、その辺も外します。すると、これが出てくる。。。10個のナットで留まっています。これを外します。
この蓋を外すのですが、できるだけ傷つけないように・・・。シーリング剤がついているので、くっついています。上に少しだけ隙間が開いたら、下側も均等に外していきます。
スクレパーとかで少しずつ、開けていきます。この写真のものより、プラスチック製の方が良いでしょうね。
無事にカバーが取れました!
この状態で、念のため、いろいろマーキングしておくと良いと思います。ギアの表裏とかありますので。
一番下のを外します。ポンチでカシメている部分を緩めます。
特殊ツール。これがないと外れません。
エアインパクトを使います。手でも外れますが、200N.mくらいで締まっているんですね。
さすがエアツール。いとも簡単に外れます。
ギア外したところ。簡単にスポッと抜けます。
横から見るとわかると思いますが、表裏有ります。右側がボディー側だったかな?(まぁ、入れてみればすぐにわかります。反対だときれいに収まりませんので)
表側。(外側)
このスナップリングを外します。
これですが、ちゃんとしたスナップリングプライヤーを使った方が良いです。先が90度に曲がっているタイプ。そうじゃないと、ギアオイルがついているので、滑る滑る。最初無しでやろうとしたら30分以上格闘しました。あればものの数秒。
こういうスナップリングプライヤーが必須です。このタイプじゃないと滑って時間を無駄にします。
でかいですよね。・・・・
さて、ベルハウジングのナットを外していきます。
これは左奥の方。
エクステとかいろいろ駆使する必要があります。
鉄板でこんなのを作りました。これで締めていけばベルハウジングが外れていきます。
要は、このベアリングを抜きたかったんですね。ベルハウジングが外に出るのと一緒にベアリングも押し出されます。で、ベルハウジングは一度押し込みます。
細いアーレンキーとか使って引っ張り出しました。
で、この奥にはスナップリングとカバーがあります。カバーはスナップリングを覆うようについています。
同じく アーレンキー を使って引っ張り出しました。この辺、別の工具があれば良いですね。例えば、Oリング外しツールなどは最適かも。
この奥にスナップリングがあります。これを抜かないと、ベルハウジングは完全に外れません。これを外すのも結構大変。長めのスナップリングプライヤが必要です。
先ほどのスナップリングは縮めて外すタイプですが、こちらは広げて外すタイプです。
下手すると奥に行っちゃうんですね・・・。スナップリングプライヤとかいろいろ使い、手前に引きずり出します。
外れたスナップリング。
上にあった排気系?のパーツ。ブローバイ関係かな?
いきなりベルハウジング外れた絵になってますが・・・
均等に緩めながら外していきます。で、ベルハウジング重いんですよね・・・。
また、外すのも知恵の輪状態です。(コツが必要。ちょっと口では説明できません!)
ベルハウジング側です。中は真っ黒。。
プレッシャープレートを外します。トルクはそう高くないですね。
外したところ。
クラッチ版、新旧比較。右、かなり薄いです。
フライホイールを外しにかかります。一応マーキングしていますが、これ、微妙に位置がずれていますので、はまる場所は一位に決まります。ですが、探すの面倒なので、マーキングしておきます。
この部分邪魔なので外します。これ、上死点とか示すためのものだと思いますが。
フライホイール。結構汚いので、磨くことにしました。
グラインダやらを駆使して磨いていきました。まぁ、元よりはいいかな?