オイルクーラー設置

オーバーヒートを防ぐもう一つの方法としてオイルクーラーを設置すると良いとか。
安心のため、設置することにしました。

まずはクーリングファンの購入。

Ferrari 308 オイルクーラー設置

こういうのをamazon.comから購入。プッシュ、プル リバーシブルタイプです。バイクや小型バギーのクーリングシステムなどに使うもののようです。
こういうのなぜか国内では簡単に手に入らないのです。どうしても米国サイトに頼りきりです。

Ferrari 308 オイルクーラー設置

取り付け部分はここ。この隙間に入れます。

Ferrari 308 オイルクーラー設置

取り付けのために周りのブラケットとかを外しました。

Ferrari 308 オイルクーラー設置

ファン取り付けのスレッドとか使っても良かったのですが、まぁ、固定されていれば良いので、タイラップで固定してしまいました。

Ferrari 308 オイルクーラー設置

温度調整は、サーモスタットを利用。これ、NC(Normal Close)とNO(Normal Open)の2種類あります。要は、前者は通常で通電状態⇒設定温度になるとオフ、後者は通常はオフ状態⇒設定温度になると通電。後者を購入します。

温度ですが、80、90、105度の3種類を買っておきました。様子を見て交換する予定です。

サーモスタットには、すでにペーストを塗っています。これ、PCのCPUファンの時に使う熱伝導性ペーストです。手元にあったので、使いました。

さて、配線ですが・・・
ファンの主電源はバッテリー直とします。一番手短かなのはオルタネータ部分ですね。そこから引っ張ります。(実は、最初、フューエルポンプの線から取ったのですが、ファン作動するとヒューズが飛んでしまいました。)

サーモスタットへの接続はフューエルポンプからの配線を使います。これを使えば、キーをオフにしたとき同時にファンも止まります。

要は、サーモスタット通電を元にリレーでファン主電源をオンオフさせるという事ですね。

Ferrari 308 オイルクーラー設置

リレーはシュラウドの上に設置しました。配線関係をつなぎます。
念のため、ファン接続の手前にヒューズボックスをつけました。
また、サーモスタットを簡単に交換できるようにコネクタ接続としておきます。

サーモスタットの取り付けは、とりあえずオイルホースの金具部分にタイラップで固定しておきました。

キースイッチをオンにして、ヒートガンで温めます。

無事にファンが回ることを確認。


これですが、リレーにサージ対策としてダイオードを付けた方がよさそうです。その後、サーモスタット側をフューエルポンプ側につないでも、ヒューズが飛んでいますが、これが原因かもしれません。
他でオルタネータからつないだ方がいて、その場合はオルタネータが壊れたそうです。
他の文献でも見ていましたが、ダイオードがないと、リレー入力がオフになった時、逆起電力?が働き、入力側の回路に影響を与えるとのこと。
ダイオードは入力側に並列に入れます。(方向は、通常電流方向とは逆に流れるように設置)
まぁ、入れて問題が生じるものでもないので、入れるべきかと。

そう考えると、入力部はフューエルポンプ側の方が安全かも知れません。オルタネータが死ぬと厄介ですから。(ヒューズ飛ぶくらいなら大したことないわけだし。)

“オイルクーラー設置” への3件の返信

  1. 加藤です、ご無沙汰しております。わたしもオイルクーラーファンを自作して取り付けたのですが、プラスの電源をオルタネーターからとったら、ほどなくオルタネーターが壊れてしまいました(別の要因かもしれませんが、もしかしたら関係あるのかとも思っています)。フェールポンプの電源からとられたとのことですが、フェールポンプにトラブルはないでしょうか?

    1. コメントありがとうございます。
      記事にあるようにサーモスタットをフューエルポンプにつないだのですが、これでもフューエルポンプのヒューズが飛びました。
      なので、今では、両方ともオルタからの電源につないでいます。
      サーモスタットがオンになると、なにかショートするのですかね???単にリレーを動作させているだけなのですが。

      今のところフューエルポンプ、オルタネータは無事です。

      外した方が安全なのでしょうか?

      1. ありがとうございます。メールにて、近況も含めて回答いたしました!車検までもうちょいです。

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