点火系のチェック

まずは現状チェックから・・・

車検通すだけだったのですが、結局根本的に点火系を見直すことにしました。

まずは、現状確認。プラグチェックからです。

単純にプラグチェックと言いますが、この作業をするにはエアクリボックス外す必要があります。苦労して取り付けたのですが、仕方ないですね。

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まずは、右側のリアフードをずらします。
これは既に緩めた後。元の場所をマーキングしておけば戻す場合も楽です。
この作業が必要な理由は、エアクリボックスの蓋を取り付けるボルトが邪魔になるからです。また、エアクリ自体もかなり取り外しは困難。フードを緩めることで、クリアランスを確保します。

スタッドボルト、カラー類を全部回収、保管。
スタッドボルトのうち1本が舐めそうだったので、補修しておきました。
こんなのを使ってます。一つあるといろいろ便利かと。

プラグを抜く前にプラグホール周辺をきれいにします。ゴミがシリンダー内に落ちるとまずいですからね。

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で、プラグを抜きます。

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なんか、黒い・・・。どのプラグも結構黒いです。濃いっていうこと?

今回、ファイバースコープも買ったので、シリンダ内部も覗いてみます。このファイバースコープは横方向も撮影できるやつです。

1番シリンダ。上死点位置です。上にバルブが見えますね。かなりデポジットがあるのが見えます。

こちらは7番だったかな。吸気側のバルブです。やはりかなり汚い。

ちなみに点火順序は1-5-3-7-4-8-2-6です。
これを元にバルブの開閉を考察してみました。
上死点→ピストン下降→ボトム→ピストン上昇+排気バルブ開→トップ→ピストン下降+吸気バルブ開→ボトム→ピストン上昇という工程かと。

そうなると、それぞれのピストンの上死点に対してバルブの開閉は
1 7吸 8排
5 4吸 2排
3 8吸 6排
7 2吸 1排
4 6吸 5排
8 1吸 3排
2 5吸 7排
6 3吸 4排
となるはず。

この順番にチェックしていけばわかると思います。

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正確にクランクシャフトの角度を測りたかったので、こんなのを作りました。
ネットに転がっていた360度分度器の画像をダウンロードして、印刷。パウチしています。
裏側にはシートタイプの磁石を貼り付け、クランクプーリーに貼り付けられるように。
また、クランクプーリーの大きさにガイドを作って裏に貼っているので、ほぼ正確に中心合わせできるようにしました。まぁ、使えそうです。

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こんなの使いました。ノズルはロングノズル。これ、ヨドバシドットコムに200円程度で売っています。それを少し曲げてみました。シリンダ内部とバルブ側に吹き込んでおきます。(まぁ、これだけ汚れていると、何回かやる必要ありそうです。いずれにしろこれを使った後は、オイル交換必須です。)

キャブのジェット類も確認。
アイドルジェットは本来は55なのですが、この車には60が入ってます。
でも、プラグ状態から見ても濃すぎ。。。
なので55を注文することにしました。
プラグも新しいのを注文。元はBP6ESですが、BP5ES。
プラグ、イリジウムも考えたのですが、旧車にはNGのようです。
実際、ポルシェでもイリジウム入れた時、失火していました。

後デスビ、プラグコード類もチェック。

デスビキャップは3本のボルトで止まっています。はずしてもボルトは落ちない設計になってます。ただ、アクセスはしにくいですね。

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こんな感じで外れます。プラグコード類はデスビキャップから直接伸びています。ここにコネクタ類無いんですね・・・。

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じゃ、どうやってプラグコードを外すのか?と言いますと、この写真、端子のところにマイナスネジがあります。これを緩めるとプラグコードが抜けます。このボルト、先が針みたいになっているのですね。これをぶっ刺すことで通電させるわけですね。
真ん中はどうするのか・・・と言いますと、これ引っ張ると中にバネがはいったボタンみたいになっています。その奥に同じくネジがあります。

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一応、抜く前にどれがどれに入っていたのか、きちんと記録。

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抜いたボルトとプラグコード。ボルトはこんな感じで針になってます。

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デスビキャップを見ると、端子がえぐれてます。これは要交換ですね。

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デスビの中を確認。この車はポイント方式のはずですが、外されて、トランジスタ方式になってます。NV5MはIGNITORですね。

ここまでやるなら、イグニッションコイルも交換を考えます。
どうみても一度も交換した形跡はないです。(トランジスタ化した後も変えていないみたい。)

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で、イグニッションコイルがこれ。
MagnetMarell社のもののようです。
よくわからないのが、茶色の箱。

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見る限り、どこともつながってないですね。
これ、調べたら「抵抗」のようです。おそらくトランジスタ化したことにより使わなくなった?イグニッションコイルの場合、この抵抗値が結構重要だそうで。抵抗値が低い場合は、抵抗を入れて、3Ω程度にするそうな。(すみません、詳細省きます。)

このイグニッションコイルはそもそもポイント方式のものです。なので、コイルまで替えなかったという事なのでしょうね。

で、この辺の情報は
http://meu1.com/index1.html
ミューワンオートラボさんのサイトに詳しく載ってました。
適当にイグニッションコイル選択してはダメなんですね。
今回の場合はBoschのブルーコイルがよさそうな感じです。
プラグコードですが、このサイトを見ると〇〇電子さんは良くないとか(汗)
いろいろ勉強になります。


イグニッションコイルですが、ミューワンオートラボさんから、「ボッシュは最近不良率が高い。」なので、Flame Thrower 40,000V coil 3Ωをお勧めされました。IGNITORと同じ会社のものですね。

“点火系のチェック” への6件の返信

    1. Nyaotaさん、これすごいです!買います!
      情報ありがとうございました。
      —-
      と、探し回っていますがほとんどが在庫なし(汗)Amazonとかではなんと7万円!
      で、さきほどUKで一つ見つけました。

  1. こんにちは!私もご無沙汰しています。
    久しぶりに覗かせていただきまして
    Nyaotaさんのコメントを拝見して驚きました。

    カラーチューンまだ販売されてるんですね!
    知らなかった。ほんとに驚きです。

    実は、私も使ってますが、でも、なんと30年以上も!
    前に買ったんですよぉ。当時は、一式セットで
    専用箱に入って売られてました。(今も箱持ってマス)
    4本セットで同時に4シリンダー見れるんです。
    だから便利。

    当時、工場にキャブ調整にだしてもイマイチ、
    期待通りにあがらないので
    それじゃ、自分で好みに調整しようと思い
    この商品を買いました。
    この頃は、キャブ車も多い時代なので
    carメカニック誌なんかにも広告がでてて普通に売ってました。

    308キャブ車の場合、走りかたにもよるでしょうが、
    私の場合、
    だいたい半年~9ヶ月くらいでバランスが狂ってくるので、
    困ってました。

    なんせ、実際に炎を見て調整できるので楽チン。
    プロの方のように完璧ではないでしょうが、
    手軽に自分の好みのキャブセッティングにできるのでいいですよ。

    手前左右バンクを800と2000rpmで
    それぞれシンクロメーターで吸気量を合わせてから、
    これで覗きながら程よい青炎が適正、黄炎は濃すぎという感じで
    スクリューの締め具合を微修正します。
    それから、奥側バンクを同様に手前バンクに合わせて、
    最後に近所を試走して最終確認してました。

    minoru さんの走りは存じ上げませんが、
    私の場合、高速走行よりも、低速~中速の加速感と
    そのときの、キャブの吸気音と排気サウンドを
    楽しむのが好きなので、若干濃い目になるように
    カラーチューンでセットしていました。
    燃費でいうと、6~9km/lくらいで収まっています。

    今でも愛用しているのは、これと、
    あと、絶版になったようですが
    ユニテック電子のエンジンメイトEA-8530Aです。

    これらのツールは
    キャブ車の点火時期などエンジン調整に
    アナログ派のオヤジにはかかせません。
    ぜひ、ゲットしてください。^0^

    1. bizarrequeenさん、コメントありがとうございます。
      カラーチューンなんとかゲットしました。
      bizarrequeenさんのお持ちのは4本セットなのですね。僕のは1本のみなので、一気筒ずつのチェックになります。
      結構面倒な感じします。(結構な値段するので4本は買えませんでした 汗)

      エンジンアナライザというのがあるのですね。知りませんでした。
      エンジンメイトEA-8530Aは見つからなかったので、他を探してみようかと思います。
      ちなみに、機能としてはどのようなものがあるのでしょう?
      参考までに教えていただけると幸いです。

  2. minoruさん、こんばんは。

    恐らく、ほぼプロ化しておられるので現代版の
    便利な計測装置を各種お持ちだと思うので不要かもしれませんが、

    基本的には、直流電圧・電流測定、交流電圧・電流測定、
    抵抗測定、温度測定で、

    さらに、エンジンシリンダ数別に、エンジン回転数と
    ドエル角などがコレ1台で計測できるのがウリの装置です。

    308キャブでは、セレクタを
    8シリンダのエンジン回転計にセットすると、
    キャブ調整時に回転数を見ながらできるので
    一人で作業する時は、とても便利でした。

    あとコンピューター制御に依存しない
    メカ系308キャブ車の良さとして
    ある程度は自分でもいじれるのがいいですね。

    そこで、手軽なので、できるだけやるようにしているのは、
    点火系部品のリーク電流のチェック、いわゆる
    デスビキャップやプラグ関係です、

    特に、デスビはひび割れや、LLCなどの導電性のある
    ものが、うかつに軍手などを介して付いたりすると
    とたんに、エンジン不調になるので

    あと、各プラグのハイテンションコードの電流合計が
    点火コイルから入ってくるセンターコードの電流に
    ほぼ近いかどうかも、エンジンを回転させながら実際の
    電流の流れを計測できるのでよくチェックします。

    あとは、クランキング時のイグニッション電圧や
    充電系のオルタネーター降下電圧、バッテリーの
    リークチェックなどもできるようですが
    私には、苦手ですので、、、

    そういえば、電装系を、minoruさんは、どんどん進化させて
    いらっしゃいます。

    実は、購入時に私の308も
    前オーナーが永井電子のセミトラ仕様にしていましたが、

    古いための劣化なのか原因不明のエンジン不調が時々出たので
    結局、ポイントとコイルの308本来のオリジナル仕様
    (めちゃオーソドックスですが)
    に戻してしまいました。

    そのほうが、シンプルで、
    デスビを回すだけで、点火タイミングなどの
    原因を特定しやすいかなと思ったのです。

    結局、点火力パワーアップも重要ですが、
    どうも、デジタル電子化でブラックボックス化していくと
    もう訳わからんようになるので、minoruさんと真逆の方へ
    進んでおりますが、皆さんはどうでしょうね?

    1. bizarrequeenさん、コメントありがとうございます。
      電流の流れですか・・・。マルチテスターは持っているモノの、そこまで測ったことはないです。
      まだまだ勉強足りないですね(汗)
      私の車も前オーナーがIGNITORに換装していました。点火タイミングはIGNITORにしても結局はデスビを回すだけのようです。
      確かに細かいことを言えば、カムとの関係はあるようですが。

      いずれにしろ、進角装置のオーバーホールなどもしているので、いったん組んでからどうなるのか様子見ですね。
      元々は車検通すための作業だったのですが、結構大掛かりになってしまいました(苦笑)

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